1970-12-10 第64回国会 衆議院 商工委員会 第4号
非常に短い時点で考えますと、おそらく昨年来の金融引き締めで、これから明年当初にかけまして、やや滞貨増大、不況といったような感じが出てまいりつつあるかと思います。そのことは、中小企業一般にもいろいろな影響を与えつつございますし、また、そこへ保護貿易主義、あるいは御指摘のように特恵等の問題は、問題をさらにむずかしくするということも、これも、その時点で見ます限り、御指摘のとおりであると思います。
非常に短い時点で考えますと、おそらく昨年来の金融引き締めで、これから明年当初にかけまして、やや滞貨増大、不況といったような感じが出てまいりつつあるかと思います。そのことは、中小企業一般にもいろいろな影響を与えつつございますし、また、そこへ保護貿易主義、あるいは御指摘のように特恵等の問題は、問題をさらにむずかしくするということも、これも、その時点で見ます限り、御指摘のとおりであると思います。
さらに次の一点は、政府は本年度中に産業復興公団、繊維貿易公団、鉄工品貿易公団、閉鎖機関整理委員会、特別調達庁の保有物資を処分するというが、有効需要が極度に減退し、卸問屋の滞貨増大とダンピングの競争が激化いたしておるこの際、数百億に達する政府の滞貨を放出するということは、これは言わずとしれた重大なる問題であります。